時をかける少女の千昭(ちあき)は何年後の時代の人?いつから来たか考察

学校と教室

『時をかける少女』に登場するキャラクター、千昭(ちあき)。彼はとある目的のため、過去にタイムリープした ”未来人” という設定ですが…

いったい何年後の未来からきたのでしょうか?

また千昭が生まれた時代は、どんな場所だったのでしょうか?

今回は『時をかける少女』本編の千昭のセリフを元に、彼がいた世界について考察してみました。

時をかける少女『千昭』のキャラ設定

千昭のプロフィール

時かけちあき

引用元:https://promo.kadokawa.co.jp/tokikake/#CHARACTOR

  • 名前:間宮 千昭(まみや ちあき)
  • 声優:石田卓也
  • 設定:真琴(主人公)のクラスメイトで、実は未来人。

千昭の正体と過去

紺野真琴のクラスメート。トラブルがあると、考えるより早く手が出てしまうタイプ。数学は成績優秀だが、基本的な漢字が書けなかったりするアンバランスさを持つ。

引用元:https://promo.kadokawa.co.jp/tokikake/#CHARACTOR

千昭は、高校2年の春に倉野瀬高校に転校して来ました。

転校当初は同級生とケンカすることもあったのですが、真琴と野球をしたり遊んだりしているうちに、だんだん丸くなっていきます。

千昭の正体は、未来からきた”未来人”です。

真琴たちの時代に存在する絵を見るために、タイムリープで現在へとやってきました。

そして、真琴に告白しようとする度に、タイムリープで「なかったこと」にされてしまいます。

関連:時かけのラスト考察!『未来で待ってる』の意味は?

ちあきは何年後のいつから来たの?

砂時計

『時をかける少女』には、伏線やストーリー本編で解決されなかった ”謎” があります。

その1つが「千昭は何年後の未来から来たのか?」という点でしょう。

この謎については、様々な説があり、可能性もいろいろと考えられますが・・・

千昭のセリフから考察すると、彼が住んでいた時代は何百年も先の未来で、しかも滅亡しかけている世界だったのではないでしょうか。

というのも、千昭は映画本編で、こんなセリフを言っていたからです↓

川が地面を流れているのをはじめてみた。

自転車に初めて乗った。

空がこんな広いことを始めて知った。

何より、こんなに人が沢山居るところをはじめて見た。

つまり、千昭がいた時代は

  1. 川が地面を流れていない
    =川が存在しない?
  2. 自転車が無い
    =外は自転車で走れるような状態ではない?
  3. 空が見えない
    =空が見えない場所で暮らしている?
  4. そもそも人がいない
    =災害や戦争などで人類が激減した?

という状況だとわかりますね。

現在の私たちの暮らしを考えれば、数十年経過したとしても、こんな状況にはなっていないはずです。

という事は、千昭がいた未来は数百年以上も先の未来なのでしょう。

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タイムリープ技術がある時代とは?

スマホ

そもそも、千昭の時代には「タイムリープできる技術」がありますよね。

でも、現代の技術力だと、タイムリープなんて出来るワケがありません。多分、100年経っても無理なのではないでしょうか。

となると、やはり千昭がいた時代は今よりもずっと科学が発展したハイテクな時代だと考えられます。

また、千昭は公式サイトのキャラ紹介で「数学は成績優秀だが、基本的な漢字が書けない」と書かれているんですよ。

もしかすると、千昭のいた時代では漢字を使わないのかもしれませんね。

つまり、学校の教育内容も、現代とかけ離れているのでしょう(単純に、千昭は国語が苦手なだけかもしれませんが)

千昭にとっての常識って、主人公たちの常識や生活スタイルとは何もかも違っています。

なので彼が住んでいた世界も、だいぶ先の未来だったと考えられますね。

今よりも100年…いや、500年くらい経っているのかもしれません。

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千昭(ちあき)がいた時代は、どんな場所だった?

考察①空の見えない閉鎖された場所

扉

千昭(ちあき)がいた時代は、どんな世界だったのか?

これも『時をかける少女』を考察する上で、無視できない部分でしょう。

千昭の時代には、タイムリープできる技術があります。という事は、かなり技術力が発達した世界だと思いますが・・・

千昭のセリフから考えると、あまり居心地のいい場所では無さそうです。

上の章でもお話しましたが、千昭は本編で

空がこんな広いことを始めて知った。何より、こんなに人が沢山居るところをはじめて見た。

というセリフを言っているんですよ。

空が見えなくて人も少ない状況って、大分ヤバそうですね。

jiburi-movie

考察②終わりかけた世界

千昭のセリフを深読みするなら、彼がいたのは災害か大飢饉でも発生して人類が滅亡しかけている世界という印象を受けます。

あと映画本編で「魔女おばさん(=芳山和子)」も

「この絵が描かれたのは、何百年も前の歴史的な大戦争と飢餓の時代。世界が終わろうとしたのにどうしてこんな絵が描けたのかしらね・・」

と言っています。

このセリフからも、ちあきが住んでいた時代は

  1. 世界規模の大戦争と飢饉が起こった後
  2. 世界が滅亡しかけている
  3. 戦争や飢饉で生き残った人間は、ごく少数

だったと予想されます。

こんな状況なので自然も破壊されて、ちあきの周囲には木や川も無かったはずです。

となると、地下に人工都市みたいな場所を作って暮らしていた可能性もありますね。

イメージとしては『テイルズオブジアビス』の魔界(クリフォト)みたいな場所なのかなと。

世界がそんな状況なのだとしたら、もう末期レベルですね。終末時計も、残りゼロになっていそうです。

参考書籍:スタジオジブリ大解剖 (サンエイムック)

考察まとめ

千昭のセリフから考察すると、彼がいた時代は自然が無く、生き残った人類も少ない状況だったと考えれます。

真琴や功介といる時は、明るくて楽しそうにしていた千昭ですが…彼の生い立ちは、明るいものでは無かったのかもしれません。

タイムリープできるレベルの技術力があっても、自然も人もいない時代だと考えると何だか切ないですね。

それでは、ここまで読んでいただきありがとうございました。

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2件のコメント

旧作の深町くんが2660年から来ているので、同じく2660年。
もしくは、深町くんの子供や孫の時代だと考えるなら2700年を超えている可能性もあるのでは?と思います。

rose様
なるほど( ゚Д゚)!
そっちの可能性の方が高そうですね。
貴重なご意見、ありがとうございます!

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