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エルサとアナの母親・イドゥナ。
前作『アナと雪の女王』では登場シーンが少なかったキャラクターですが、今回は大切な役割を持っています。
そこで今回は『アナと雪の女王2』において、母親・イドゥナの謎を考察しました。
イドゥナの出身・過去・精霊との関係性など、彼女の設定についてあらゆる面から解説します。
エルサの母親・イドゥナとは?
母親・イドゥナの設定
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アレンデールの王妃であり、エルサとアナの母親。娘たちを愛し、心から大切にしていた優しい女性です。
しかし船旅の途中で事故にあい、帰らぬ人となりました。
『アナと雪の女王2』の追加要素
エルサが身に着けているショールは、母親・イドゥナの形見。
このショールに描かれる模様が、『アナと雪の女王2』において重要なカギとなります。
また、ストーリーの中盤ではずっとエルサを助ける方法を探していたと判明します。
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『アナと雪の女王2』で判明!イドゥナの正体とは?
母親・イドゥナの正体
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『アナと雪の女王2』では、アレンデール人のほかにノーサルドラという種族が登場します。
ノーサルドラは森の中で、自然の恵みによって生活する種族。
昔話では、かつてアレンデールと争ったと伝えられていますが…
母親・イドゥナの正体はノーサルドラ。
しかも由緒正しい家系に生まれたようです(『アナと雪の女王2』本編・イエレナの台詞より)
つまり前国王とイドゥナは、種族の壁を越えて結婚したワケですね。
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なお「ノーサルドラとの争いって何?」という人は、先に下の記事を読むとわかりやすです。
関連:『アナ雪2』ネタバレ解説!結末がわからない人向けに説明
なぜ正体がわかったのか?
「エルサの母親=ノーサルドラ」という新事実がわかったのは、物語の序盤。
エルサたちがノーサルドラの森を訪れた時です。
ノーサルドラのリーダーは、エルサが身に着けていた”母親の形見のショール”を見て、そこに描かれた模様がノーサルドラの由緒正しい家系に伝わるものだと気づきます。
ショールを見たノーサルドラたちは警戒を解き、両者はすぐに和解しました。
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父親を助けた”謎の少女”の正体
エルサの父親であるアグナル国王は、ノーサルドラと争った時に謎の少女に命を救われました。
アグナル国王を助けた謎の少女の正体。それはイドゥナでした。
つまり彼女は、戦争中にも関わらず敵を助けたのです。
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関連:『アナ雪2』の小ネタと裏話まとめ!雑学トリビアで2倍楽しもう
父親と母親が旅に出た理由
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『アナと雪の女王』では、ストーリーの序盤でエルサの父親・母親が亡くなります。
その理由は海難事故だったのですが…
そもそも、両親はなぜ船旅に出たのでしょうか?国を留守にしてまで、どこに向かっていたのか気になりますよね。
『アナと雪の女王2』によると、父親・母親が向かったのは”アートハラン”という場所。
船旅の目的は「エルサの力の”答え”を見つけるため」だったようです。
この事実がわかるのは『アナと雪の女王2』のストーリー中盤。エルサ・アナ・オラフが森を出て、荒野を歩いている時です。
目の前に難破船を発見して中を調べた結果、父親・母親が乗っていた船だとわかるのですが…
事実を知ったエルサは「私のせいで両親が死んだ」と落ち込みます。
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考察|母親・イドゥナって精霊と関係あるの?
娘のエルサは、正体が精霊
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『アナと雪の女王2』では、エルサの正体が第5の精霊だったとわかります。
詳しくは下の記事『エルサの正体ネタバレ』で解説していますが、エルサは氷(雪?)を司る精霊と同じ存在です。
イドゥナは人間だが、精霊のパワーを借りられる
エルサ=精霊という設定について
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と思った人もいるでしょう。
アートハランの内部でエルサの記憶が映し出された時も、母親・イドゥナの姿は大きく描かれていました。
しかし、母親・イドゥナは氷の魔法を使えません。
なので精霊ではなく人間のはず。
精霊から力を借りることはできるけど、本人が魔法を使えるワケではないのかなと思います。
ただし完全な一般人ではなく、いろいろな特殊設定を持っているようですね。
- ノーサルドラの由緒正しい家系(本記事の2章参照)
- 心が清らかで優しい(本記事の3章参照)
- 精霊と会話ができる
- 精霊に好かれているため、精霊の力を借りることができる
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ノーサルドラの中でも血筋がよく、心優しいイドゥナ。そんな彼女だから、精霊と心を通わせる能力を得たのかもしれませんね。
エルサと違って魔法は使えませんが、イドゥナもまた特別な人間だとわかります。
イドゥナの記憶が特別だった理由
エルサが”アートハラン”の内部に入った時、氷に覆われた部屋でイドゥナが登場しますよね。
氷の壁面に、イドゥナが大きく映し出されるシーンなのですが…
あの映像は本人ではなく“イドゥナの記憶”がエルサに伝わったのでしょう。
何せアートハランは、全ての記憶が保存される場所ですから。
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イドゥナの記憶がだけが特別扱いされる理由として、考えられるのは
- 特別な人間だから
- 精霊がイドゥナに好意的だから
- イドゥナの”思い”が強かったから
の3つでしょうか。
理由としてはどれもありですが、ストーリー的には③の「思いが強かったから」が妥当かなと思います。
強い思いを残していて大切な記憶だったから、アートハランがイドゥナの思いに答えたのだと予想します。
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まとめ
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エルサの母親・イドゥナの正体はノーサルドラ。彼女はノーサルドラの由緒正しい家系に生まれました。
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一部では「イドゥナの正体って精霊?」という考察もあるようですが、私は違うと思います。
彼女はエルサと違い、魔法や特別な力は使えません。ということは、母親・イドゥナ精霊ではなく普通の人間なのでしょう。
ただし精霊と会話をすることで、精霊の力を借りる能力を持っていたようです。
それでは、ここまで読んでいただきありがとうございました。
たのしく拝見してます!!
イデゥナは精霊と仲が良かったのかと
三回くらい風の精霊とあそんでいる場面があります
またあの、不思議な声はイデゥナのもので
王子を助け運ぶために風の精霊を呼んでいます
そのときの声です。
アートハランでエルサもみてます。
懐かしくて震えてるのを(懐かしい母親)
あなたもわたしも……つらい秘密(身分を隠していた母親)
アートハランに向かう歌の歌詞もバッチリはまりまふ。
亡くなってもエルサを思う母親イデゥナが、
水の記憶の中から声を送り続けていたような
最後のエルサがノーサンドラで
のびのびと生きている姿
ほんと良いですよね(TOT)
コメント&ご指摘ありがとうございます!
いただいたご意見を参考に、少し記事を修正しました。
ショールがショーツになっているところがあります
ご指摘ありがとうございます。
よりによってショーツと間違えるって恥ずかすぎて悶絶しそうです。