【ノートルダムの鐘】エスメラルダの年齢と性格にまつわる考察【ディズニー】

『ノートルダムの鐘』に登場するエスメラルダ。ディズニー作品の中でもトップクラスの美女で、他のヒロインとはまた違った魅力的がありますよね。

そこで今回は、エスメラルダの年齢・性格・人種などについて考察しました。

年齢|ディズニー版のエスメラルダは20代

エスメラルダは20代

ディズニーヒロイン

『ノートルダムの鐘』の原作だと、エスメラルダは16歳という設定です。

しかしこれは原作の話であり、ディズニー映画版のエスメラルダはもっと年上。20代前半~半ばくらいの年齢だと推測されます。

関連:ノートルダムの鐘・フロロー考察|美女エスメラルダに許されぬ恋をした男

20代である根拠

エスメラルダが20代である根拠ですが、トプシー・ターヴィー・デイの時に司会役のクロパンが彼女のことを「フランスいちの美女」と紹介していたから。

美少女ではなく美女。

もしエスメラルダが16歳なら、成人していないので年齢的に『美少女』と称されていたでしょう。しかし『美女』となると、もう少し年上―――若くとも10代後半くらいだと考えられます。

また同シーンでクロパンは、エスメラルダのことを「男心をとらえる」とも紹介していました。一般的に、少女に対してこのようなセリフは使わないはず。

そして何よりも、エスメラルダの容姿と言動。明らかに男慣れしていますよね?

これらの情報から推測するに、エスメラルダは若くても10代後半。妥当に考えるなら、20代前半~半ばである可能性が高いでしょう。

白うさぎ
多分、アナと雪の女王の『エルサ』と同じくらいの年齢だよ。
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性格|弱者を守るために自ら悪に立ち向かうヒロイン

エスメラルダの性格

エスメラルダは歌や踊りが得意で、とても活発な性格です。以下、彼女の特徴をまとめました。

エスメラルダの性格
  • 明るく優しく積極的
  • 歌や踊りが得意
  • 負けん気が強く、男勝りな性格
  • 基本的に1人でも生きていける
  • 不幸な人たちを助けたいと願っている
  • かわいそうな子を見ると放っておけない
  • たとえ死の危機に瀕していようと悪には屈しない
  • 自分よりも他者のことを大切にする
  • ジプシーであるがゆ自由を愛する
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自分ではなく他者の幸福を祈る

エスメラルダは優しく強い女性で、いつも自分のことより他者を案じています。

トプシーダービーデイの最中は見世物にされたカジモドを助けるべく、たった1人で兵士たちに立ち向かい、またその後は彼に「あなたは怪物ではない」と語りかけていましたよね。

そして大聖堂で神に祈るときも、彼女はひたすら他者のために祈っていました。

以下、エスメラルダが歌う『ゴッド・ヘルプ』の歌詞の一部ですが、管理人はこの歌が彼女の全てを表していると思っています。

ゴッド・ヘルプ 救いを与えて 苦しんでいるジプシーに
あたしは大丈夫ひとりで でも不幸な人がこの世にいる
助けてあげて 踏みにじられたその人たちを みな神の子
ゴッド・ヘルプ 救いを みな神の子
引用:映画『ノートルダムの鐘』ゴッド・ヘルプ

ほかの参拝客たちが自分の幸福を求める中、エスメラルダだけは他者の幸福を祈っています。

彼女だって今まで迫害されて苦しかったろうに、それでも「あたしは一人でも大丈夫」と言っているのです。

このシーンは『ノートルダムの鐘』の数ある名シーンの中でも、彼女の性格がより分かりやすく描かれていますね。

白うさぎ
基本的に、ノートルダムの鐘のキャラクターは歌の中でその本心を明かしているよ。

またストーリー終盤ではフロロー判事に捕らえられて火刑にされかけるも、その時ですら彼女は屈しませんでした。

フロロー判事に「私のものになるなら助けてやろう」と脅されても、唾を吐いて徹底的に拒絶したのです。

こうして特徴をまとめてみると、エスメラルダって本当に素敵な女性ですね。

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人種|ジプシーらしく黄褐色の肌と黒い髪を持つ

ジプシーという民族について

エスメラルダは「ジプシー」という少数民族です。

ジプシーは北部インドを起源とする移動型民族で、ヨーロッパ各地のいろいろな地域に住んでいます。現在は定住生活をするジプシーが多いそうですが、昔は各地を転々としていたようです。

なおジプシーの肌の色は、エスメラルダのような黄褐色もしくはオリーブ色。目と髪は黒が多め。

関連:『ノートルダムの鐘』が作中で一番伝えたいこととは?

なぜカジモドではなく、フィーバスに恋をしたのか?

フィーバスに恋をした理由

ハート

カジモドはエスメラルダに恋をしますが、彼女が好きになったのは護衛隊長のフィーバスでした。

では、なぜエスメラルダはフィーバスを選んだのか?

この点について管理人は、顔の美醜が問題だったとは思いません。そもそもエスメラルダは人を顔で判断するような子ではありませんから。

では何が問題だったのかというと話は単純。フィーバスの性格がエスメラルダの理想に近かったからです。

そもそも彼女は、神様に「踏みにじられた人たちを守ってあげて」と祈るような子です。

そして映画の中盤にて、フィーバスは民間人を守るためフロローの命令に逆らっていました。つまり彼はこのシーンで、弱者を守ってほしいというエスメラルダの願いを叶えたのです。

自分の理想に限りなく近い人が現れたのだから、エスメラルダが恋に落ちるのは当然でしょう。

カジモドは保護の対象だった

一方でカジモドは、エスメラルダにとって弱者であり守ってあげるべき存在。あくまで庇護の対象であり、恋愛対象ではなかったのです。

つまりカジモドには、最初から勝ち目がなかったと言えるでしょう。

もしカジモドとフィーバスの立場が逆(つまりカジモドが騎士団長でフィーバスが社会的弱者)だったら、恋の行方は違っていたかもしれませんね。

プロフィールまとめ

年齢・性格・人種について

  • 年齢:20代前半~半ば。
  • 性格:明るく積極的で心優しい。弱者を守るためなら自らが矢面に立つことも厭わない。
  • 人種:ジプシーという移動型民族。褐色肌・黒髪・黒目などの特徴を持つ。

⇒『ディズニー映画の考察まとめ』はこちら

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