『二ノ国』は2019年夏に公開されたアニメ映画です。
スタジオジブリで有名な”久石 譲”や”百瀬義行”が参加するので、クオリティの高い映画になりそうですね。
そこで今回は、映画『二ノ国』の原作・元ネタ(モデル)・タイトルの意味について調べてみました。
映画『二ノ国』ってどんな映画?
まずはアニメ映画『二ノ国』の基本情報から。
ジブリで有名な”久石 譲”が音楽を担当し、同じくジブリ出身の”百瀬義行”が監督をつとめます。
さらに、主人公・ユウ役の声優は俳優の山崎賢人!
声優は初挑戦らしいですが、若手の中ではダントツの演技力なので楽しみですね。
【映画の詳細】
- タイトル:二ノ国
- 公開日:2019年夏
- 製作総指揮/原案・脚本:日野晃博
- 監督:百瀬義行
- 音楽:久石 譲
ストーリー解説!究極の選択とは?
映画の舞台は魔法世界『二ノ国』。
ユウ・ハル・コトナの3人は、ある日『二ノ国』へと引き込まれます。
▽あらすじ
冷静沈着で車いすのユウ、バスケ部の人気者のハル、ハルの彼女コトナの3人は高校生で幼なじみ。ある日、突然何者かに襲われたコトナを助けようとしたユウとハルは、現実世界と並行する魔法世界「二ノ国」へと引き込まれる。
そこは命が繋がった“もう一人の自分”がいる世界。次第にユウはコトナにそっくりな二ノ国の姫、アーシャに惹かれていく。しかし、そこには「コトナの命を救うにはアーシャの命を奪わなければいけない」という残酷なルールがあった――。
コトナを救いたいハル。アーシャを守りたいユウ。大切な人の命をかけた<究極の選択>が迫るとき、2人が下した決断とは――?
引用元:https://wwws.warnerbros.co.jp/ninokunijp/index.html
『二ノ国』は現実世界とリンクしていて、命が繋がったもう1人の自分がいるという設定です。
そして『二ノ国』に来たことで、主人公・ユウは究極の命の選択をすることに。
ちなみに、主人公ユウは「好きな人がいるが、その人は別の人の恋人」という設定。
▽日野氏のインタビューより
日野氏によると,映画「二ノ国」のストーリーは,主人公には大好きな人がいるが,その人は別の人の恋人で,自分の愛は叶わないという状況からスタート。そんな中,主人公は異世界に飛ばされ,大好きな人にそっくりな人物と出会う。そうなったら主人公はどうするか……。ただ,始まりこそメルヘンチックな恋愛ものだが,その一方でスペクタクルなエンターテイメントが展開していくという。
引用元:https://www.4gamer.net/games/369/G036989/20190212095/
原作ゲームの内容
原作はRPGゲーム
映画『二ノ国』の原作は、同名のRPGゲーム。つまり、ゲームをアニメ映画化した作品です。
ゲーム版『二ノ国 漆黒の魔導士』は2010年12月9日にニンテンドーDS用ソフトとして発売されました。ちなみに、制作会社は『レベルファイブ』です。
その後、続編の『二ノ国 白き聖灰の女王』が2011年11月17日にPlayStation 3用ゲームソフトとして発売されています。
ゲームと映画の違い
ゲームが原作となると「映画『二ノ国』はゲームと同じストーリーなの?」と気になりますよね。
結論から言うと、映画とゲームのストーリーは全く違います。
ゲーム版『二ノ国』の世界観をモチーフにして、ストーリーは一から作り直したようです。
そもそも、映画の主人公は”ユウ”ですが、ゲームの主人公は”オリバー”です。主人公がすでに違いますね。
▽映画の主人公ユウ
【今夏公開】山崎賢人が声優デビュー!アニメ映画『二ノ国』主人公役https://t.co/GuBIkmgGFZ
製作発表が都内で行われ、声優デビューが発表。山崎は「どうなるか分からないですが、ワクワクしてます」と意気込んだ。 pic.twitter.com/HRSMBYMyd8
— ライブドアニュース (@livedoornews) 2019年2月9日
▽ゲームの主人公オリバー
引用元:https://www.ninokuni.jp/ds/character/index.html
原案・脚本を手がける日野晃博氏によると、映画『二ノ国』はゲームと全く違った1つの作品とのこと。
映画「二ノ国」について日野氏は、「映画はゲームとは全く違った1つの作品。そういった意味ではこれまでのゲームが原作とかそういったクロスメディアとは全く違った新しいクロスメディアとなる。映像のクオリティも良いと僕は思う。『二ノ国』の新しい映画として受け取って欲しい」と締めくくった。
引用元:https://game.watch.impress.co.jp/docs/news/1169059.html
日野氏はもともと,今回の脚本をファンタジー世界中心に描いていたが,久石氏と打ち合わせをした際,「(現代世界である)一ノ国と二ノ国を行き来する楽しさがないと『二ノ国』と言えないのでは」との指摘を受けたそうだ。
引用元:https://www.4gamer.net/games/369/G036989/20190212095/
関連:ハリウッド版『進撃の巨人』のキャストは?ミカサ役は韓国人か?
元ネタとモデルについて
映画『二ノ国 』の原作は、同名のゲーム。では、ゲーム版に元ネタ・原作・モデルになった人物などは存在するのでしょうか?
気になって調べたところ、これらは情報がありませんでした。
とはいえ、参考にした作品や物はありそうです。ゲーム内に登場する建物を確認したところ、実在する建造物とよく似ていました。
また、ゲーム中にはジブリシリーズを彷彿とさせるキャラクターや建物が登場しています。
例えば、「天空の城ラピュタ」に登場したムスカにそっくりなキャラや、「千と千尋の神隠し」に似た街など・・・
探せばいろいろありますよ。
二ノ国のタイトルの意味
タイトルの『二ノ国』とは、物語の舞台となるもう1つの世界を意味します。
ファンタジーの世界が『二ノ国』。
現実世界が『一ノ国』。
この2つの世界は繋がっていて、パラレルワールドのような関係にあたります。
まとめ
映画『二ノ国』の公開日は2019年夏。
原作は同名のゲームですが、世界観が同じなだけでストーリーや登場人物は違います。
元ネタやモデルについては今のところ情報無しですが、ゲーム本編には「元ネタはジブリかな?」と思われる物がいくつか登場していました。
ちなみに、ジブリ映画をオトクに視聴できるサービスを下の記事で紹介しています。
DVDの宅配レンタルサービスなのですが、30日間無料で使えるのでおすすめです。
期間内に解約すれば料金0円です。
二ノ国好きでしたが、二ノ国の続編が前作を越えられなかったので映画化したんでしょうね。
>ターチンさん
コメントありがとうございます♪
1作目を超えるのって、難しいですよね(^^;