コナン紺青の拳(フィスト)ネタバレ!犯人の動機と黒幕の目的は?

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劇場版名探偵コナン『紺青の拳(フィスト)』。

ストーリーがわかりやすく子供も楽しめる映画ですが、中には「犯人の動機がわからない」「黒幕が急に出てきて、展開についていけない」と思った人もいるでしょう。

 

そこで今回は、映画の内容をきちんと理解したい人のために

・犯人の動機と目的

・黒幕は何がしたかったのか

・犯人と黒幕はどうなったのか

の3点について、カンタンに解説してみました。

紺青の拳(フィスト)の犯人と動機

動機と目的

『紺青の拳(フィスト)』の犯人はレオン・ロー。

シンガポールの名探偵と呼ばれる犯罪行動心理学者で、頭脳明晰な男性。今までに数々の凶悪犯を逮捕してきました。

⇒紺青の拳ネタバレ感想!京極真&園子編はこちら

 

レオン・ローの目的は、マリーナ・ベイを新たな街に作り直すこと。つまり再開発ですね。

マリーナ・ベイを再開発するため、彼は街をいったん破壊するという計画を立てたのです。人が聞けば「何でや」とツッコミたくなる思考回路ですが・・・

 

彼は、最初からこんな計画を考えていたワケではありません。最初は正攻法でマリーナ・ベイを再開発する予定でした。

そのため、実業家グループを集めて「再開発をすれば、もっと良い街になるよ」と提案をしていたのです。

 

しかし、実業家たちはレオン・ローの意見を否定。さらに、彼をバカにする発言をしました。

 

頭のいい彼にとっては大変な屈辱。自分の理想がわからないどころか、バカにされた訳ですから・・・

怒りますよね?

 

この出来事が動機となり、レオン・ローは「街を破壊して作り直す」という強硬手段に出たのです。

白うさぎ
「道を踏み外した天才」って感じだね。

⇒『紺青の拳』の評判は?本当に面白いの?

 

犯人の起こした事件

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マリーナ・ベイの再開発するため、レオン・ローは殺人や襲撃事件などを起こします。具体的には、以下の4つの事件を起こしました。

【レオン・ローの起こした事件】

・シェリリン・タン(弁護士)の殺害

・レイチェル・チェオング(秘書)の殺害

・鈴木園子を車ではねる

・マリーナ・ベイにタンカー(油運送船)を突っ込ませる

 

レオン・ローは頭が良いので、殺害も襲撃もほぼ計画通りに進んでいきますが・・・

途中でイレギュラーがあったのです。

 

それは、殺害現場に怪盗キッドの予告状が見つかったこと。しかも血濡れの予告状だったので、完全に怪盗キッドが犯人っぽい流れですね。

 

でも、この予告状は偽者。

怪盗キッドによる予告ではなく、黒幕がレオン・ローの目的を妨害するため、事件現場に残したものだったのです。

白うさぎ
元々、キッドは無関係。完全に巻き込まれましたね!

黒幕の目的は?何がしたかったの?

黒幕は誰?

チェス

紺青の拳ネタバレ感想!蘭が策士だった件

『紺青の拳(フィスト)』には、犯人とは別に黒幕がいます。

黒幕は”リシ・ラマナサン”

レオン・ローの弟子であり、シンガポールの予備警察官です。一見すると優しそうなお兄ちゃんですが、彼こそが今回の黒幕。

白うさぎ
梶さん(声優)の演技がめっちゃよかった。

 

黒幕の動機と目的は?

リシ・ラマナサンの目的は、レオン・ローの目的を阻止すること。

動機は”復讐”です。

というのも、5年前にリシの父親を殺したのがレオン・ローだったから。

 

リシの父親は海洋学者で、レオンよりも前に「紺青の拳(フィスト)が乗っていると思しき沈没船」を見つけました。

しかし!

レオンは紺青の拳(フィスト)がどうしても必要だったため、事故に見せかけてリシの父親を殺したのです。

 

父親は事故死ではなく殺された。

この事実に気づいたリシは、真相を知るためレオンに弟子入り。そして予備警察官として事件を調べていくうちに全てを知ります。

 

だからこそ、リシはレオンの計画を邪魔するために先手を打ちつつ、映画の後半ではレオンを銃殺しようとしました。

白うさぎ
未遂で終わりましたけどね。

犯人と黒幕はどうなったの?

犯人のレオンは街を破壊できず、途中で海賊グループに裏切られています。弟子だと思っていたリシ(黒幕)も敵で、おまけにボディーガードの空手家にも見捨てられ・・・

レオンの計画は、失敗に終わりました。

 

そして、『紺青の拳(フィスト)』のエンディング。レオンとリシは警察に捕まります。ラストで現地の警察に連行されるシーンが描かれていました。

白うさぎ
リシは、父親の件さえなければ良い警察官になってただろうね。本当にもったいない。

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