引用元:https://www.ghibli.jp/works/#howl
ジブリ映画『ハウルの動く城』。
この映画では、ソフィーという女の子が魔法で90歳のお婆さんへと姿を変えられてしまします。
ラストシーンでは無事に元の姿に戻り、これからもハウルと2人で、幸せに暮らしていく・・・というところで、物語が終わりますよね。
しかし!
実は『ハウルの動く城』には続きがあるのです。
今回は、ソフィーとハウルは、その後どうなったのか。結婚や子供はどうなったのか。そして、ハウルは浮気していないのかなど・・・
映画以降の2人のストーリーについて紹介していきます。
ハウルの動く城に続編はあるの?
ハウルの動く城の原作

スタジオジブリが制作した『ハウルの動く城』には、続編やスピンオフ作品がありません。つまり、この映画1本のみで完結しているワケですね。
でも、この映画には原作があります。
『魔法使いハウルと火の悪魔』という、イギリスの作家ダイアナ・ウィン・ジョーンズが執筆したファンタジー小説が元ネタなんです。
ジブリ映画『ハウルの動く城』は、この小説を元に作られました。
続編のストーリー
原作小説『魔法使いハウルと火の悪魔』には、続編として
・『アブダラと空飛ぶ絨毯』
・『チャーメインと魔法の家』
の2作があります。
続編でもハウルとソフィーは登場しているので、2人のその後は、2作目以降を読むと知ることができます。
▽2作目のあらすじ▽
魔神にさらわれた姫ぎみを助けるため、魔法の絨毯に乗って旅に出た、若き絨毯商人アブダラは、行方不明の夫ハウルを探す魔女ソフィーと出会い…?
スタジオジブリのアニメーション映画「ハウルの動く城」原作の姉妹編。本物の空飛ぶ絨毯、願い事をかなえてくれる瓶の中の精霊、砂漠の盗賊、雲の上に棲む魔神など、絢爛豪華なアラビアンナイトの世界で展開する魔法譚。引用元:https://www.amazon.co.jp/
原作小説の日本語訳は、単行本(1997年出版)と文庫版(徳間文庫)が出版されています。今から読む人は、上で紹介している文庫版の方が安いのでおすすめですよ。
ハウルとソフィーのその後は?
次に、ハウルとソフィーのその後について見ていきましょう!2人はどんな風に過ごしているのでしょうか?
実は結婚して子供もいた
原作小説『魔法使いハウルと火の悪魔』の後に執筆されたのが、シリーズ2作目の『アブダラと空飛ぶ絨毯(じゅうたん)』です。
2作目で、ハウルとソフィーはすでに結婚して子供もいました。
つまり、1~2作目の間に結婚したのでしょうね。
ちなみに、2作目の主人公はアブダラという商人ですが、ハウルやソフィーもガッツリ出てきます。1作目のファンには嬉しいストーリーですね。
子供のモーガンとは?
ハウルとソフィーが結婚したその後。
2人の間に生まれた子供は、モーガンという男の子でした。
子供の設定や詳細については、できれば原作小説を読んでほしいところですが・・・
「忙しいから無理!」という人もいますよね?
そこで、この章では子供(モーガン)が生まれた時の様子や、設定について簡単に紹介します。
※以下、原作のネタバレを大量に含むのでご注意を。
ソフィーの子育て事情!子供の設定も

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ハウルの動く城シリーズ2巻の『アブダラと空飛ぶ絨毯』では、ハウルやソフィーの姿が変えられています。
魔法をかけられたせいで、
- ハウル → ランプの魔人
- ソフィー → 猫
- カルシファー → 空飛ぶ絨毯
になってしまったのです。
ハウルがね、油断しちゃったんですよ。その結果、魔法にかけられちゃったワケですね。
ちなみに、ソフィーだけはハウルの魔法によって猫の姿に変えられています。ハウルはソフィーのことを守ろうとして、その結果、猫の姿になってしまいました。
でも、猫の姿になったソフィーのお腹には、すでに子供(モーガン)がいたんですよ。
だから、ソフィーは猫の姿のままで、子供を1人で出産しました。
その後も、人間の姿に戻るまで、ソフィーは猫の状態で子供を育てたんです。
(ちなみに、その後はちゃんと人間の姿に戻れました)
原作小説は読むべきか?
ところで、この記事を読んで「ハウルとソフィーのその後がもっと知りたい!よし、原作小説を読もう!」と思ってくれた人もいるのではないでしょうか?
『ハウルの動く城』の魅力が少しでも伝わったのなら、オオタはとても嬉しく思います。
でも、映画を見た後に小説を読む場合、1つだけ注意点があります。
というのも、原作と映画版は違いが多いのです。
特に、映画版のかっこいいハウルを期待して原作小説を読むと、ちょっとガッカリするかもしれません。
その理由ですが、ハウルは 映画の方がイケメン なんですよ。
原作のハウルは、映画版よりも人間くさい性格というか・・・
性格がひねくれていて、ヘタレっぽいところがあります。実際に原作を読むとわかりますが、とんでもないセリフを言ってますよ。
私は原作読破済みですが、「ハウル、どんだけ性格悪いのさ!?」と、ツッコミを入れるシーンが多々ありました(笑)
(でも、いざという時はかっこいいんですけどね!)
あと、ソフィーもキャラが違います。映画版の方は乙女度が高いですが、原作のソフィーは、しっかりした強い女性のイメージでした。
特に、続編では子供がいるので、肝っ玉母さんぶりを発揮しています。
見比べた感想としては、「原作小説と映画は全く違う作品」だと思ったほうが良いかもしれません。
まとめ
『ハウルの動く城』には原作小説があり、原作の続編では、ソフィーとハウルの間に子供が生まれています。
2作目ですでに妊娠していたので、1~2作目の間に、結婚して子供を作ったようですね。
いろいろ事件もありますが、2人で仲良く暮らしているようです。
それでは、ここまで読んでいただきありがとうございました。
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