かぐや姫の物語で月からのお迎えの音楽(最後の曲)が怖い理由は?

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映画『かぐや姫の物語』では、クライマックスで “月からのお迎え(月の使者)” が登場します。

月の使者たちはキレイな音楽を演奏しながら地球へと降り立つのですが・・・

この時に流れる曲って、どこか不気味で怖いですよね?

というワケで、今回は「月の使者の音楽」が怖い理由について、考察してみました。

 

かぐや姫の物語の最後のシーン

月からのお迎えが怖い話

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映画『かぐや姫の物語』では、クライマックスで「月からの迎え(月の使者)」がやって来ます。

お爺さんとお婆さんは、かぐや姫を渡したくないので屋敷を武士たちに守らせますが・・・

月の使者には、なんと弓矢が通用しません。

それどころか、屋敷の人達はみんな倒れてしまい、攻撃することすらできなかったのです。

 

私は最初に映画を見た時、「あ、これはどうあがいても勝てないパターンですわ」と思ってしまいました(^^;)

何というか、絶望感がすごいシーンです。

 

ちなみに、原作(古典)の方もラストは同じで、人間たちは戦う気を失ってしまいます。

月の使者って、超強いですね。

▽竹取物語の日本語訳

内外の人々の心は、得体が知れない存在に襲われるようで、戦い合おうという気もなかった。何とか心を奮って弓矢を構えようとしても、手に力も無くなって萎えてしまった。

屋根の上に飛ぶ車を近づけて「さあ、かぐや姫。穢れた所(地上)にどうして長く居られるのでしょうか」と言うと、締め切っていた戸や格子が即座に開いていく。嫗が抱きかかえて座っていたかぐや姫は、外に出てしまう。

引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AB%B9%E5%8F%96%E7%89%A9%E8%AA%9E

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月からのお迎えのシーンの曲名

曲のタイトルは?

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お迎えのシーンで流れた「あの曲」について調べたところ、タイトルは『天人の音楽』でした。

そのままですね。

この曲は、かぐや姫の物語のサントラにも入っていて、作曲はジブリ音楽で有名な久石譲さんです。

久石譲さんの曲だから、あんなに素晴らしいんですね(^^♪

 

そもそも天人とは?

『天人の音楽』の「天人(てんにん)」って何だろう?

と思って辞書を調べたところ、これは仏教用語で”天界に住む人たちのことを指す言葉” とのことでした。

つまり、お迎えのシーンで登場した、天女やお釈迦様っぽいキャラクター(月の使者)たちのことですね。

 

天人は生前に良い生活(道徳的な意味で)をおくった人たちで、音楽を奏でたり、空を飛んだりできます。

また、原作によると「とても清らかで美しく、老いることもない」という記述があったので、彼らは「清浄無垢で超自然的な存在」なのでしょう。

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ネットを調べたところ、「月からのお迎えのシーンで流れる曲が怖い!」という意見が多数見つかりました。

という訳で、ここではコメントの一部を紹介します。

 

▽ツイッターの感想

天人の音楽が頭から離れん、こわいこわい

聴く度本当なんとも言えない気持ちになる。不思議な雰囲気がある曲。明るいのに怖いっていうか。でも好きなんだよな〜クセになる。

かぐや姫の物語の天人の音楽の絶望感はすごかったなぁ…天才だ

かぐや姫の天人の音楽めちゃくちゃ明るくて綺麗な曲なのになんか怖かったけど同じようなこと思ってる人いて安心した

引用元:ツイッター

一部では「完全にトラウマ」とか「処刑用BGM」なんて言っている人もいました(^^;)

うん、わかる気がする。

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なぜ音楽が怖いのか?

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なぜ音楽が怖いのか?

『天人の音楽』については、「キレイだし明るい音楽なのに、なぜか怖い」という意見が大半です。

では、なぜあんなにも怖いのでしょうか?

 

お迎えのシーンで来たのが鬼とか悪魔だったら、怖い音楽が流れていても自然ですが・・・

かぐや姫を迎えに来たのは、清らかなはずの月の使者。

本来なら、怖いイメージはありません。

それなのに怖いと感じるのは、月の使者たちに感情が無いからでしょう。

 

ちなみに、原作の「竹取物語」によると、月に住む人たちは「もの思い(あれこれ考えることや、思いわずらうこと)」が無いそうです。

▽原作のかぐや姫のセリフ(現代語訳)

あの都の人は、とても清らかで美しく、老いることもないのです。もの思いもありません。そのような所へ行くことも、嬉しいとも存じません。

引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AB%B9%E5%8F%96%E7%89%A9%E8%AA%9E

▽映画版の月の使者のセリフ

「さあ参りましょう。清らかな月の都にお戻りになれば、そのように心ざわめく事もなく、この地の穢れも拭い去れましょう」

引用元:映画「かぐや姫の物語」より

 

とてもキレイで、清らか。

だけど、地球の人間みたいに、喜んだり悲しんだりする感情が無い。

完璧だけど、ある意味で残酷。

 

これって、私たちの感覚からすれば、かなり怖いですよね?

だからこそ、月の使者たちが奏でる音楽は、怖いのでしょう。

 

何せ、かぐや姫とお爺さんのお別れシーンでも、月の使者たちは空気を読まずに演奏をしていましたからね(^^;)

ちなみに、かぐや姫に衣をかけようとした天女(?)も、セリフに抑揚が無いというか・・・感情が無いイメージでした。

 

曲1つで、月の使者の「人外っぽさ」を表現した久石譲さん。

そして、あの演出を考えた高畑監督。

どちらもスゴイですね!

⇒ジブリ考察まとめはこちら

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