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映画『天気の子』には『君の名は』の主人公やヒロインが登場します。
2つの世界はリンクしていると考えられますが、時間軸はどうなっているのでしょうか?
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そこで今回は、『天気の子』と『君の名は』について
・2つの物語のつながり
・時間軸は何年後か
・ストーリー上の矛盾
を解説していきます!
『天気の子』と『君の名は』のつながり
立花瀧[君の名は]CV:CV:神木隆之介
誕生日:12月1日pic.twitter.com/t5gn0hiA0B— 男キャラ(ショタ多め)画像bot (@bot02646736) 2019年7月16日
映画『天気の子』には『君の名は』の主人公やヒロインが登場しています。
『君の名は』の主人公“瀧”は、帆高とひなが作った「お天気お届けサービス」の依頼人の孫として出演していました。
・立花瀧
『君の名は』の主人公。「お天気お届けサービス」の依頼人の孫として登場。
・宮水三葉
『君の名は』のヒロイン。アクセサリーショップの店員として登場。
・宮水四葉
三葉の妹。久しぶりに空が晴れ、人々が喜ぶシーンで登場。
・使河原克彦
フリーマーケット会場に登場。
・名取早耶香
フリーマーケット会場に登場。
『君の名は』のファンにとって、5人の登場はサプライズプレゼントでしたね。
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5人の登場シーンについては、下の記事『小ネタ』で詳しく解説しています。興味がある人は読んでみて下さいね。
設定が矛盾する?ストーリーの謎
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引用元:https://tenkinoko.com
『君の名は』と『天気の子』の世界にはつながりがあるものの、矛盾を感じる部分もあります。
『君の名は』のラストシーンで瀧と三葉が再会したとき、天気は晴れていました。
しかし、『天気の子』では頻繁に雨が降り、天気の調和が狂っています。
つまり。
『天気の子』=天気が狂った世界
『君の名は』=天気が調和した世界
なので、世界観が一致しないのです。
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ヤフーの掲示板にも、この手の質問がいくつも出ていました。
あの終わり方では、「君の名は。」三葉と瀧が再会した時に晴れていた事に矛盾しませんか?帆高と陽菜が再会した後に何らかの方法で晴れ間を取り戻せたのでしょうか…?
天気の子を観たのですが最後東京が雨で水没しましたが、瀧くんと三葉はどうなっていると思いますか?
天気の子と「君の名は」は直接的には繋がってないのである種のパラレルワールドとして捉えた方がいいのでしょうか?
引用元:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/
そこで、次の章からはこの矛盾について解説していきます。
天気の子の時間軸を解説!矛盾してる?
時間軸はどっちが先?
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引用元:https://tenkinoko.com
結論から言うと、『天気の子』と『君の名は』の設定は矛盾しています。
これは時間軸で考えるとわかりやすいでしょう。
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まず、『君の名は』のラストシーンで、瀧が就職していたのが2021年。
その後、瀧と三葉が再会したのは2022年春の出来事です。
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一方、『天気の子』の舞台は2021年夏である可能性が高いです(理由は次項の『補足』にて説明)
時間軸としては瀧と三葉が再会する前。
つまり、時系列をまとめるとこうなります。
2021年春~夏:天気の調和が狂いはじめる(すでに異常気象がはじまっていた可能性も)
↓
2021年夏:『天気の子』本編(帆高とひなの出会い)
↓
雨が降り続ける
↓
2022年春:瀧と三葉が再会
=『君の名は』のラストシーンは晴れなので矛盾。
↓
2024年3月:帆高が大学へ進学。水没した東京に行く
『君の名は』のラストシーン(2022年春)では天気が晴れていました。
しかし、『天気の子』では2021年から雨が降り続けているので矛盾しますよね。
そのため、2つの物語は完全に同じ世界ではなくパラレルワールドなのかなぁと・・・
そう思いました。
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補足:舞台が2021年夏の理由
ちなみに、『天気の子』の舞台が2021年になる理由について解説しておきます。
この点については、下のツイートを見るとわかりやすいでしょう。
#天気の子
スペシャル予報の中で雑誌「ムー」の番号はNo.488です。でも、現実的に「ムー」の七月号のは464。それで、「天気の子」のストーリーの時点は2021年7月でしょうか(24ヶ月後)?
「#君の名は 」の最後も2021年です。@tenkinoko_movie @shinkaimakoto @kiminona_movie pic.twitter.com/O8yxGiKodW— Michael (@JiangHaiyangMic) 2019年7月3日
『天気の子』の本編では時間軸について触れていないため、実際には『君の名は』の何年後にあたるのかハッキリしません。
しかし、『ムー』を月刊誌として年月を数えれば、『天気の子』の舞台は2021年夏である可能性が高くなります。
瀧と三葉のその後を考察!2人はどうなった?
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『天気の子』の小説版を読んだところ、どうやら瀧と三葉は結婚しているようです。
『天気の子』のラストで帆高が富美に会いに行くシーンがありますが、小説版だと「お孫さんの結婚写真が飾られている」という内容が載っているのです。
(富美)の部屋にはいくつかの写真が飾られている。
『亡くなった旦那さんらしきおじいちゃん』
『賑やかな家族の集合写真』
『お孫さんの結婚写真』
引用元:小説版『天気の子』より
富美の孫は、もちろん瀧です。
瀧の結婚相手ということは、恐らく三葉でしょう。
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パラレルワールドだろうと、瀧と三葉はきっとどこかで出会ってるはず・・・!
まとめ|つながりと矛盾の解説
『天気の子』と『君の名は』。
時間軸を整理すると『君の名は』のラストシーンが後で『天気の子』は前の出来事だとわかります。
2つの物語はリンクしていますが、時間軸に矛盾がありパラレルワールド的な世界観になっているようです。
【補足】
ストーリー上のつながりや矛盾については、管理人の考察を記載しています。もし「ここは違う」などご意見があれば、コメント欄にてご指摘いただけると嬉しいです。
穂高、高校一年生、陽菜、中学3年
お天気お届けサービスの時にあった「滝くん、制服姿(高校3年、18)」
指輪を買う時にあった
「三葉、就職済み(滝君との年齢差から21歳)」
穂高、陽菜→三年後→穂高18.陽菜17
滝、三葉→三年後→滝21、三葉24
滝と三葉が劇中「君の名は。」で再開するのは、滝22三葉25
『君の名は』で就活生の瀧くんが奥寺先輩と合ってる日は彗星落下日(2013年)から8年後、糸守に瀧と司と行ってから(1016年)5年後と書いてある。その後のシーンにも手帳に2021年12月には就活で苦労してるシーンがある。2人が出会うのは瀧くんが就職してからって考えると2021年の春に瀧くんと三葉が出会うのはおかしいと思いました。
誤字だらけでごめんなさい、奥寺先輩と「会ってる」と、5年後は(2016年)です。1000年間違えました。