映画『AI崩壊』は入江悠監督によるサスペンス映画です。
ある日を境に、暴走したAIが命の選別を始めるというストーリーですが、原作や元ネタはあるのでしょうか?
また、同タイトルの小説が販売されていますが、映画版と違いはあるのでしょうか?
映画『AI崩壊』の原作は?
映画のあらすじ
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映画の舞台は、今から10年後。
2030年の日本で、今よりもAIが進歩した社会です。
この近未来において、AIは人々の生活にかかせない存在。人間の年齢・年収・病歴・犯罪歴など、すべてを管理するライフラインだったのですが—
ある日、AIが暴走します。
人間の生きる価値を選別し、殺戮を初めるのです。
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原作になった小説は?
映画『AI崩壊』は、監督・入江悠(いりえ ゆう)による完全オリジナル脚本です。
入江監督が脚本なので、原作はありません。
ちなみに、入江監督は『22年目の告白-私が殺人犯です-』も手掛けています。
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— ムビッチ (@moviche_com) October 3, 2017
『22年目の告白-私が殺人犯です-』も大ヒットした映画なので、今回も期待大ですね!
小説本もあるけど、これが原作じゃないの?
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『AI崩壊』は入江監督のオリジナル脚本ですが、実は同タイトルの小説が販売されています。
作者は浜口 倫太郎さんで、発売日は2019年11月14日。
映画よりも一足先に出版されたので「この小説本が原作では?」と思った人もいるでしょう。
しかし、この小説は映画をノベライズしたもの。
つまり、映画の方が原作。
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ちなみに、入江監督の作品は過去にも小説化されています。
『22年目の告白-私が殺人犯です-』は映画公開後に小説が発売されました。
元ネタやモデルになった作品は?
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『AI崩壊』はオリジナル脚本なので、元ネタやモデルになった作品は無いようです。
しかし、AIが人に危害を加える作品は他にもあります。
例えば映画なら、ウィル・スミスが主演の『アイロボット』は有名でしょう。
AI危険系映画の先駆けです。
ロボットとの共存が当たり前となった近未来で、ロボット工学の第一人者ラニング博士が(ジェームズ・クロムウェル)が殺害されるという不可解な事件が起こり、シカゴ市警のデル(ウィル・スミス)は謎の究明に乗り出す。
引用元:https://movies.yahoo.co.jp/movie/320063/story/
最近だと、2019年に公開された『チャイルドプレイ』のリブート版などもありますね。
『チャイルドプレイ』に登場するチャッキーはAIが搭載された超高性能な人形ですが、欠陥がありました。
引っ越し先で友達のいない少年アンディが母親から誕生日に、”バディ人形” をプレゼントされるところから幕を開ける。
最先端テクノロジー会社・カスラン社により生み出されたこの人形は、音声認識センサーや高解像度画像認識機能などを備え、スマートフォンアプリと連携して操作可能な超高性能AI人形。
我が家にやってきた新たな友だちにチャッキーと名付けて一緒に暮らし始めたアンディだったが、彼のまわりで次第に異変が起きるように…。
引用元:https://childsplay.jp/news/
一歩間違えば、AIは危険な存在になる。
進化しすぎたAIは、人間の手に負えなくなる。
このようなテーマの作品は、意外と多いようです。
ちなみに、小説ですが「AIが人間の数を管理する話」などもあります。人間が増えすぎないように、AIがランダムで死ぬ人間を決めるというストーリー。怖いですね!
まとめ
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最近の映画といえば、小説や漫画を原作とした作品が多いですよね。
その中で『AI崩壊』は完全オリジナル脚本。
原作なし・元ネタなしで一から制作した映画です。
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AIはなぜ暴走したのか。
最後に、人間はどうなるのか。
ストーリーに注目したい作品ですね!