実写映画『銀魂2~掟は破るためにこそある~』には、原作漫画には無かったシーンや福田監督お得意のパロディネタなどが盛りだくさん。
前作同様に、今回も笑える内容に仕上がっていました
そこで今回は、映画『銀魂2』の原作漫画との違いや、パロディの元ネタなどについてまとめてみました。
実写映画『銀魂2』と原作漫画の違い
『銀魂2』のストーリーは、原作漫画の「将軍接待編」と「真撰組動乱編」を組み合わせた内容になっています。
ただし、原作とまったく同じストーリーではなく、
・一部ストーリーの変更&カット
・登場キャラが違う
・原作漫画にないネタが含まれる
などの違いがありました。
つまり、映画用に一部のストーリーやキャラが変更されているワケですね。
というわけで、次の章から実写映画と原作漫画の違いについて、大まかに比較してみました。
将軍接待編の違い
◆登場キャラが違う
原作漫画では、スナックで将軍を接待するときに、柳生九兵衛・東城歩(九兵衛の家来)・キャサリンも登場しています。
しかし、映画では出番そのものが無く、代わりに桂がキャバ嬢として参加していました。
ちなみに、桂の女装が意外と似合っています。一見の価値アリですよ(笑)
◆一部ストーリーがカット
映画も原作漫画と同じで、接待中に将軍様ゲームが行われます。
ただし、実写映画の方は、将軍が全裸になったところで終了していました。
原作漫画では、将軍が全裸のまま外に飛び出すのですが・・・映画では、このシーンが抜けています。
また、万事屋一行が床屋でバイトしている時に、原作漫画だと、将軍だけでなく近藤や桂も床屋に来ていますよね?
しかし、映画では将軍だけが登場し、ピンポイントで被害にあっていました。
それにしても、原作の “あの顔”(まげを引っ張りすぎて人相が変わっちゃうアレ)が再現されるとは思いませんでした。
美術スタッフさん、すごいなぁ・・・!
真撰組動乱編の違い
◆トッシー誕生の理由
土方がトッシー(ヘタレオタク)になる理由が、実写映画『銀魂2』と原作漫画では違っています。
原作漫画では、妖刀の呪いが原因でヘタレになってしまいますが、映画『銀魂2』では、敵にマイクロチップを埋め込まれてヘタレに成り下がってしまいました。
本日から銀魂2が公開してます
笑って泣けて熱くなる、極上のエンターテイメント
本当に面白いです是非
そして、本日GIVER第6話
先に見ましたが、最高でした
小林監督回で1番好きかも
こちらも是非— 吉沢亮&STAFF (@ryo_staff) 2018年8月17日
具体的には、土方が夜中に見回りしている時、首に吹き矢っぽいものが刺さってしまうんです。
この吹き矢が刺さったせいで、土方の体内には、性格がヘタレになるマイクロチップが埋め込まれてしまいました。
◆将軍の命が狙われる
実写映画『銀魂2』では、真選組が内部戦争を起こしている間に、高杉派が将軍の命を狙うという設定になっています。
将軍の危険を察した、松平のとっつあんは、将軍を箱根温泉へと避難させていました。
ちなみに、映画では将軍の入浴シーンと温泉の効能解説が見れますよ。
◆江戸城でバトル
河上万斉と銀時が、江戸城でバトルを繰り広げます。
河上万斉がスパイダーマンみたいな攻撃をするのですが、最終的に、銀時は万斉が乗ったヘリコプターごと、叩き落しました。
銀さん強っ!!!
銀魂2のパロディ元ネタまとめ
中の人が元ネタ①
映画の冒頭シーンで、銀時・新八・神楽の3人は
「アカデミー賞をとった菅田将暉って誰だよ」
「小栗旬は、これだけドラマや映画に出演しているのに受賞していない」
など、とんでもない会話をしています。これは、完全に中の人(俳優)が元ネタにされていますね。
銀時(=小栗旬)で、新八(=菅田将暉)なので、俳優さんが自分たちのことをディスっている状態です(´∀`;)
映画泥棒
映画館では、映画本編がスタートする前に、いつも「No more映画泥棒」のCMが入りますよね?
銀時2でも、このCMが流れていましたが・・・なぜか、桂による映画泥棒のパロディCMが流れました(笑)
ちゃんと、映画泥棒のパントマイムも物真似していましたよ!
君のすい臓を食べたい
神楽が「牛の肝臓を食べたい」と言っていましたが、元ネタは「君のすい臓を食べたい」です。
中の人が元ネタ②
トッシーが万事屋に訪れた際、神楽の写真をパシャパシャ撮るシーンがあります。
この時、トッシーは神楽に対して「1000年に一度のポーズお願いします!」と言っていたのですが、これも中の人ネタですね。
神楽を演じている橋本環奈さんが、有名になったときに実際に写真でとっていたポーズです。
ミニオンズ
金欠になった万事屋一行。そんな時、神楽が「最近、手下になった奴らにバイトをさせる」と言い出します。
しかし、その手下はミニオンズでした。
全身モザイクでしたが、色と形でバレバレですね(´∀`;)
佐藤二郎
お妙が勤務するスナックの店長役は、佐藤二郎さんが演じています。原作漫画での店長は、ごく普通の常識人キャラでしたが・・・
実写映画の『銀魂2』では、店長ではなく、勇者ヨシヒコシリーズの仏っぽいキャラになっていました。
セリフを言うたびに、めっちゃ噛んでいます(笑)
エヴァンゲリオン
トッシーを元の土方に戻すため、平賀源外(ムロツヨシ役)は、性格を強制する装置をトッシーに装着します。
その装置とは、VRのような物をトッシーに取り付けて、エヴァンゲリオンの「逃げちゃだめだ」のシーンを体験させるというものでした。
ちなみに、配役は
- トッシー=しんじくん
- 碇指令=神楽
- アスカ=ムロツヨシ
です。碇指令とアスカの配役が、完全に逆・・・!
ブラックジャック
銀時と平賀源外が「土方に取り付けられたマイクロチップは、医者でも除去できない」という会話をしていたところ、どこからともなくブラックジャックが登場。
しかし、銀時は治療費2億円なんて持っていないので、ブラックジャックはそのまま帰っていきました。
となりのトトロ
戦場に平賀源外が駆けつけた時、乗り物がネコバス(byとなりのトトロ)でした。
平賀源外は「猫じゃないからセーフだ!これはアライグマだ!」みたいな事を言っていましたが、銀時が「メイちゃーん」と言っていたのでアウトですね(笑)
踊る大走査線
エンディングで、銀時がジャケットを羽織りながら歩くシーンがあります。恐らく、踊る大走査線のパロディーかと思います。
コメントを残す