前回に引き続き、2019年のコナン映画『紺青の拳』のネタバレ感想&考察です。
今回は、怪盗キッドと蘭ねーちゃん中心。
※映画の核心にはふれていませんが、本編のネタバレを大量に含むので注意!
怪盗キッドのネタバレ感想と考察
その①一番ダメージ量が多いキャラ
”怪盗キッド”は、映画『紺青の拳』におけるキーパーソンの1人。
今回、彼は犯人にハメられて殺人の濡れ衣を着せられました。しかも、映画内で一番ダメージを受けてたキャラかと思います(^^;
映画の序盤から
・テーザー銃(スタンガンの一種)で撃たれる
・水攻めされる
・京極真に襲撃されて腹に一発くらう
などなど・・・
散々な目にあってますね!
あと、コナン君に足踏まれたり。さすがに、今回はポーカーフェイスが崩れていました。
怪盗キッドは、ボロボロにされても反撃を忘れない精神が素敵。「やられたらやり返す!倍返しだ!」な感じで参考になりますね!(何の参考だよ)
京極さんの印象は「強すぎる」でしたが、怪盗キッドは「しぶとい」の一言につきます。
怪盗キッドは散々な目にあっていますが、映画本編ではかっこいいシーンが盛りだくさんです!なので、ぜひキッドファンは劇場でご覧下さいませ。
その②怪盗キッドのスーツケース
一点、ツッコミたい部分があったので語ります。
映画公開前の話になりますが、『紺青の拳』の公式サイトを見たところ「コナン君は奇術的な方法でシンガポールに連れ去られてしまう」との説明が書かれていたんですよ。
これを読んで、私は「どんな摩訶不思議な方法なんだろう!」とワクワクしていたのですが・・・
特殊なスーツケースで運ぶという、単純な方法でした(^^;
このスーツケースが大変優れもので、中身をごまかしつつ酸素供給もしてくれるらしい。X線を阻害するんだったか・・・とにかく、超高性能。
わー、すごーい!と思ったのですが・・・
これ、奇術じゃないよね?科学力の勝利だよね?と、内心突っ込みを入れていました(笑)
思えば、今回の映画ってこういう部分が多いんですよ。インパクトはあるけど、設定がぶっ飛んでたりミステリー作品の基本を無視してたり。
アクション映画としては楽しめるけど、推理映画としてはイマイチ。
でも、客層を考えると、この辺はどうしようもないのかなと思いました。コナン映画は子供も見るので、ミステリー要素にこだわるよりも派手なアクションやインパクトのあるシーンを入れたほうが、きっと喜ばれるのでしょうね。
蘭のネタバレ感想と考察
蘭ねーちゃん、やっぱり強いですね!後半の戦闘シーンがかっこよかったです。
しかも、蘭はキッドの変装にしっかり気づいてました。映画のオープニングあたりから、キッド(工藤新一に変装中)の顔をガン見するシーンがあったので、最初から疑ってたのでしょうね。
多分、あれが伏線だったのかと。
そして、ラストではちゃんと警察に通報してます。「絶対にはなさないんだから!」とキッドの腕をしっかり掴んでるのが可愛い。
あと、蘭とキッドがイチャイチャしてるのを見て、コナン君がギリィってなるのも可愛かった。
スーツケースで運ばれてるときも、中からガンガン蹴ってましたね(笑)