実写映画『刀剣乱舞』が、ついに公開されましたね!私はとうらぶファンなので、初日に見てきました。
というワケで、今回は映画『刀剣乱舞』の感想と考察について語ります。ネタバレオンパレードなので、お読みの際はご注意を!
【補足】
この記事を読む前に、あらすじを読むとわかりやすいですよ。
【ネタバレなし】映画刀剣乱舞を見た感想
『映画刀剣乱舞』が公開される、1月18日。
「絶対に初日に見るんだ!」という謎の使命感にかられ、さっそく視聴してきました。
映画を見た感想ですが、序盤でさっそく「はゎゎゎ、刀剣男士が尊い!」とニヤニヤ顔に。
キャストの演技力がカンストしていて、刀剣乱舞のゲーム(原作)から抜け出たような存在感。喋り方も、刀剣乱舞のキャラクターそのもの。
三日月は美しい。マジで天下五剣。
日本号はかっこいい。
骨喰は美少女。
薬研の太ももが、圧倒的存在感。
長谷部はあいかわらず長谷部。
これだけで、もう満足!!!
とか思っていたら、ストーリーも素晴らしい出来栄えでした。具体的には、脚本がすごい。
謎めいた行動をする三日月。それに対し、不信感をつのらせる長谷部。そして、長谷部をフォローする日本号。
物語が進むにつれ、推理小説のように謎が増えていきます。
そして、全ての謎が最後のシーンで解ける。
伏線がキレイに回収されて「あー!あー!これ・・・あー!!!」ってなります(笑)
すべての謎がとけた時の爽快感は、初見でしか味わえません。だからこそ、この映画はネタバレなしで見たほうがいいと思います。
しかも、全ての謎が刀剣男士の歴史につながっているんですよ。刀剣乱舞の世界観じゃないと、作れないストーリー。そこがまた素晴らしい。
しかも!
最後にとんでもない爆弾をぶち込んできます。
鶴丸じゃありませんが、「こいつは予想外だぜ!!!」な状況。
周りをチラッと見てみたら、みんな「マジか。聞いてないわ」って顔してたのは笑いましたね。
いやもう、衝撃でした。
最終的には「これは絶対に、ネタバレを見ちゃいけない!」という感想でした。前情報なしで、一切のネタバレなしで見に行くべき。
謎が解けるときの爽快感とか、ラストシーン(最後)の衝撃の事実とか、最高におもしろい状態で味わうには、ネタバレなんて見ないほうがいい。
ネタバレを見てしまう前に、とにかく映画館に急ぐべし!!!
次の章からは、ネタバレのオンパレードなので閲覧注意です。
【ネタバレあり】ラスト(最後)はどうなる?
「映画のラストシーンだけ知りたい」という人もいそうなので、最後の方のストーリーをまとめました。
ネタバレ満載ですよ!
映画『刀剣乱舞』の大まかなストーリーをまとめると、こんな感じですね。推理小説のような、謎と伏線がキレイに散りばめられた内容でした。
刀剣破壊もなく、ハッピーエンドで終わります。
映画を見るまでは「長谷部、折れないよね?大丈夫だよね?」とハラハラしていましたが・・・
みんなで、生きて本丸に還れました。
ただし、上記の内容が全てではありません。この他にも、衝撃の事実が隠されています。
本当のラスト(最後)については、ぜひ映画館で確認してくださいね。 ネタバレ自粛モードが終わったら、この記事にも追記したいと思います。
とうらぶファンとしての感想
以下、とうらぶファンとしての感想を箇条書きにしました。映画『刀剣乱舞』の本編ネタバレが満載なので、映画の視聴者だけ見てね。
・日本号と不動が「号ちゃん・不動ちゃん」と呼び合う。仲良くて尊い。
・日本号のパーカーがかっこいい
・マナーを守る三日月。「お前たち、ここは土足禁止だぞ」。守らない子は切り捨て御免。
・骨喰がヒロイン枠。美少女だった。
・定期的に、薬研が太ももを主張してくる
・尊い
・織田信長が強すぎる。なんで刀剣男士の後ろ取れるの(笑)
・長谷部がすごく長谷部
・思ったことをポロっと言っちゃう長谷部
・それをフォローする日本号
・日本号かっこいい
・黒田のファンは、内心ニヤニヤする
・尊い
・情報管理に厳しい本丸。「戦争中」という設定を思い出させてくれた。
・伏線⇒回収⇒衝撃の事実・・・までの流れがお見事
・嘘だろ。こんなん聞いてないわ
・刀剣破壊なくて良かった。悲劇もなく、大団円で一安心。
・友情出演で、博多や小夜がチラッと出てた!!
・尊い
いろいろ考察
考察①編成について
見終わってようやく、あの編成の意味がわかりました。
あのストーリーには、薬研も骨喰も長谷部も不動も必要だったんだろうなと思います。
部隊長は三日月じゃなきゃ、今回のストーリーは成り立ちません。そして、刀剣の”記憶”について描かれているので、やはり薬研や骨喰も必要だったんでしょうね。無駄のないキャストだと思います。
考察②三日月の”目”について
映画『刀剣乱舞』では、三日月の片目が隠れているシーンが何度かありました。
ソレを見て、私は「せっかくのドアップなのに、美しいお顔が見えない!」と思っていたのですが、今思えば、あれも演出だったのだと思います。
うろ覚えですが、三日月が隠し事をしている時に限って、片目が隠れていました(確か)
つまり、目を隠す(=真意を隠す)みたいな意味があったんじゃないかと。
そんな考察をしました。
考察③映画のカットについて
2時間という短い時間が、とても効率的に使われていました。
ほんの一瞬しかないシーンが、後になって「重要な意味があったんだ」とわかるストーリー。カンタンに言うと、無駄なカットがない。全てのシーンに意味がある。そんな感じでした。
考察④ラストの審神者について
先代の審神者は、ラスト(最後)にどうなったのか・・・
恐らく、死んではいないはずです。三日月の「これでは、まるで今生の別れのようだな」というセリフを考えると、あくまで引退するだけなのでしょう。
おじいちゃん審神者が年老いたので、若い子に代替わりするという話ですね。
もし死んだのなら、ラストの長谷部がもっと荒れてるはずです(^^;
【映画刀剣乱舞のラスト】
とある本丸の刀剣男士は、歴史改変を防ぐために本能寺へと出陣した。
時間遡行軍は、織田信長を生存させることで、歴史を変えようとしているのだ。そのため、刀剣男士は織田信長を史実のとおりに殺さなければならない。
しかし、部隊長の三日月は、織田信長をわざと逃がしてしまった。織田信長は本能寺で死ぬはずだったのに、生き延びて安土城へと向かってしまう。さらに、三日月は織田信長が安土城にたどり着けるよう、道案内までするのだ。
謎の行動をとり、理由さえ話さない三日月。そんな彼を見て、部隊は散り散りになってしまった。
刀剣男士たちは、任務を遂行するために、それぞれ行動する。
だが、奮闘むなしく、織田信長は安土城へと到着してしまうが・・・
その時。
豊臣秀吉は、安土城に火を放った。秀吉は天下を取るために、信長を裏切ったのだ。
実は、これこそが本当の歴史。
一般的には「織田信長は本能寺で自害した」と言われているが、これは秀吉による情報操作。本当は、織田信長は本能寺から逃げ延びて、その後に安土城で自害していたのだ。
つまり、本能寺の変には裏の歴史があったのだ。
この情報が敵に知られれば、歴史がひっくり返る。だからこそ、三日月は何も言えなかったのだ。情報が漏れないよう、刀剣男士にも裏の歴史を隠し通した。
三日月が信長を守ったのも、安土城へ連れて行ったのも、すべては本当の歴史(裏の歴史)を守るためだったのだ。