漫画の実写化映画といえば「失敗ばかり!むしろ地雷だ!」という厳しい評価をよく見かけますよね。
でも、実写映画の中には成功例もあるんです。
そこで今回は、管理人がおすすめする漫画原作の実写映画をピックアップしました。
「漫画の実写化」という視点からガチで選んだので、良かったら読んでくださいね。
10位:翔んで埼玉
引用元:https://www.tondesaitama.com/
原作『翔んで埼玉』は魔夜峰央によるギャグ漫画。
埼玉をディスりまくるストーリーで「埼玉県民は東京都民からひどい迫害を受けている」という強烈な設定です。
メインキャストは二階堂ふみ・GACKTの2人。
原作漫画は未完ですが、映画は2部構成のオリジナルストーリーとなっています。
あらすじ
その昔、埼玉県民は東京都民からひどい迫害を受けていました。
通行手形がないと東京に出入りすらできず、身を潜めて暮らす日々を送っていたのですが・・・
ある日、東京都知事で生徒会長の息子・壇ノ浦百美(だんのうらももみ)は、謎の転校生と出会います。
2人は互いに惹かれ合うものの、転校生は埼玉県出身だったのです。
いろいろな方面から怒られそうなストーリーですがギャグが秀逸です。
笑いすぎて涙が出てくるので、ギャグ映画が好きな人にはオススメですよ!
9位:累-かさね-
映画『累』dvd&Blu-rayが本日4/24発売です。豪華版にはたっぷりのメイキングや劇中劇映像、そしてサロメの「七つのヴェールの踊り」ノーカット版などなどの映像特典と、私の描きおろしポストカードも付きます。めちゃくちゃに面白いのでぜひ観てください! pic.twitter.com/bnmECjQMD9
— 松浦 だるま (@darumaym) April 24, 2019
▽あらすじ
主人公の累(かさね)は、醜い容姿ながらも天才的な演技力を持つ女性。
一方ニナは、美しい容姿ですが女優として成功できずにいました。
そこで2人は謎の口紅をつかいお互いの顔を入れ替えることにしたのです。
この口紅は「累」の母親の形見で、自分に口紅を塗ってターゲットとキスをすると一定時間だけ相手の顔を奪い取ることができるというもの。
この口紅を使うことで、累の天才的な演技力と、ニナの美貌を持ち合わせた完璧な女優が誕生するのですが・・・
原作は「イブニング」で連載していた漫画『累-かさね-』。女の美醜をテーマにした衝撃作で、主演は土屋太凰と芳根京子の2人です。
禁断のキスで顔を入れ替える 2人の女の嫉妬と欲望の物語。
『累-かさね-』の実写映画は、世界観の再現率が高いです。
ストーリーが映画オリジナルで登場人物の外見も原作とは違うのに、世界観が原作とマッチしてるってスゴイですよね?
まさに『累』の実写版!
ちなみに、この映画では土屋太凰と芳根京子さんによる1人2役=2人1役が見れます。
顔が同じで性格が全く違うキャラを演じ分けているので、演技力にも注目ですよ!
8位:恋は雨上がりのように
引用元:https://koiame-movie.com/
17歳の女子高生が、冴えない中年のファミレス店長に片思いするストーリー。
「女子高生がオッサンに片思いとか無いわー」というイメージを持つかと思いますが、正にそういう話です笑
店長役が大泉洋さんと聞いて視聴したのですが、期待以上に良い映画でした。
大泉洋さんが演じた店長は”冴えない中年”という設定ですが、分別のあるカッコイイ大人です。
ラブストーリー映画となると誇張表現が多いものの、それを感じさせない内容です。
普通の恋愛映画に飽きていたので、この映画は好感触でした。
7位:アルキメデスの大戦
そして、本ビジュアルも解禁‼
天才数学者 VS 戦艦大和
数学の天才 #櫂直 と海軍少将 #山本五十六。巨大戦艦大和の建造計画に立ち向かう2人の男は、果たして数学で戦争を止めることができるのか!?
映画公開は7月26日(金)
どうぞご期待ください。#アルキメデスの大戦#山崎貴#菅田将暉#舘ひろし pic.twitter.com/Y0NI3W08ux— 映画『アルキメデスの大戦』公式 (@archimedes_mov) 2019年5月16日
戦争映画って似たようなストーリーが多くて飽きた・・・
そんな時に見たのが『アルキメデスの大戦』です。
この作品は戦争映画にありがちな悲惨さを訴えたストーリーではなく、数学で戦争を止めようとした男性の物語です。
あらすじ
1930年代、対米開戦を視野に入れた大日本帝国海軍の司令部は、戦艦大和を建造し、日本の国威を世界に示すという計画を立てていた。
その計画に反対する海軍少将・山本五十六(舘)は、帝国大学100年に1人の逸材、アルキメデスの再来と称される天才数学者・櫂直(菅田)を引き入れる。
櫂は数学者ならではの視点で、巨額の国費を投じる建造費の見積額に矛盾を発見。軍部の陰謀を暴こうと動き出す。
引用元:https://eiga.com/news/20190517/5/
天才による論破。
スペシャリスト同士の会話。
これが本当にカッコイイ。
一見すると難しいストーリーに思えますが、わかりやすいストーリーなので安心してください。難しいのが苦手な人でも見れます。
原作は三田紀房先生の同名のコミックで、現在『ヤングマガジン』で連載中です。
戦争映画は重たいストーリーが多いですが、『アルキメデスの大戦』はアプローチの仕方が独特です。
戦争映画が好きじゃない人にも、オススメしたい一本。
6位:銀魂
江戸時代末期、宇宙から襲来した「天人(あまんと)」が日本を開国。天人の台頭と廃刀令により、侍は衰退の一途を辿っていた。そんな中、未だに侍魂を堅持する風変わりな男・坂田銀時は、廃れた剣術道場の息子・新八や、戦闘種族である夜兎族(やとぞく)の少女・神楽と出会う。彼らが営む万事屋の周囲では、次から次へと事件が巻き起こり……。
引用元:https://eiga.com/movie/85208/
第6位は『銀魂』の実写映画。
この映画の特徴ですが、ギャグシーンの再現率が高いです。
大御所俳優やイケメン若手俳優たちが、原作のやばいギャグをやばい格好で再現してくれます(笑)
一度原作を読めば、監督&キャストがどれだけ忠実に原作を再現したのかわかるかと思います。
もちろん、漫画の実写化なのでキャラクターの再現率も高いです。
特に、新八(菅田将暉さん)と源内(ムロツヨシさん)は秀逸。
菅田将暉さんは新八をパーフェクトにコピーしていますし、ムロツヨシさんも良い源内でした(笑)
5位:キングダム
◤ ◥
映画
『キングダム』
◣ ◢皆様の熱い応援のおかげで、
2019年上半期 実写邦画第1位⚔️まもなく嬉しいお知らせも…⁉️
情報をお見逃しなく!#キングダム pic.twitter.com/iVGNqG0KAX— 映画『キングダム』公式アカウント (@kingdomthemovie) August 7, 2019
第5位は『キングダム』の実写映画。
映画の感想ですが、一言で表すなら「完成度がめちゃくちゃ高い映画」です。
目を見張るアクションシーン。
引き込まれるストーリー。
役作りへの情熱。
どこを取っても完璧でした。原作漫画の『キングダム』を、よくここまで再現したなという印象です。
正直に言うと、映画を見る前は「キングダムの実写化とか無理でしょ」と思っていたのですが・・・
この完成度なら、恐らく原作ファンの皆様も納得できるはず!
4位:カイジ
【特報解禁】藤原竜也主演、映画『カイジ ファイナルゲーム』
福本伸行オリジナル脚本 – 福士蒼汰・吉田鋼太郎ら参戦 – https://t.co/Ijw1lZnFaf pic.twitter.com/9vV1QbzsRX— Fashion Press (@fashionpressnet) August 15, 2019
第4位は『カイジ』。
青年が多額の借金を抱えてしまい、奇想天外なゲームに挑んで自力で人生を逆転していく映画です。
藤原竜也の演技がややオーバーに感じる部分もありますが、逆にそこが面白いのかなと思います。
この作品は原作より先に映画を見たのですが、かなり楽しめました。
キャストの演技力に引き込まれる映画です。
ストーリーや演出も「これぞエンターテイメント!」と思わせてくれる内容でした。
3位:るろうに剣心
伝説の「人斬り抜刀斎」と名高い緋村剣心が明治維新以後、殺さずの誓いをたて、決して人を斬ることのできない「逆刃刀」を携えて町から町へ流浪の旅を続ける姿を描いた作品です。
引用元:https://images-na.ssl-images-amazon.com
るろうに剣心の実写化シリーズは、3作品も公開されていますね。
1作目が『るろうに剣心』
2作目が『京都大火編』
3作目が『伝説の最期編』。
シリーズの中でも、2作目の『京都大火編』は興行収入52.2億円という好成績を収めています。
私の感想ですが、「るろうに剣心シリーズ」は漫画を実写化したときの違和感(隠しきれない二次元っぽさ)を感じない点が高評価でした。
あと、殺陣がカッコイイ。
2位:デスノート
名前を書いた人間を死なせることができるという死神のノート「デスノート」を使って犯罪者を抹殺し、理想の世界を作り上げようとする夜神月と、世界一の名探偵・Lたちによる頭脳戦を描く。
引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/DEATH_NOTE
デスノートは映画版のストーリーが本当に秀逸。
漫画版の最終回で感じたモヤモヤを、実写映画が全て解消してくれます。
原作を大事にしつつ、かつファンさえも納得させてくれるストーリーです。これは本当にスゴイ。
個人的には、漫画も映画と同じ展開で終わってくれれば良かったのに・・・と思ったレベルです笑
それと、漫画の名シーンを上手く実写で表現しているという点も、高評価でしたね。
まだ見ていない人は、できれば漫画→映画の順番で見ることをオススメします。
1位:テルマエ・ロマエ
引用元:https://www.toho.co.jp/movie/lineup/thermae2.html
古代ローマの浴場設計技師「ルシウス」が、現代の日本にタイムスリップしてしまうストーリー。現代からローマに戻った後のルシウスは、日本の技術をちゃっかりローマの浴場設計に生かします。
「テルマエ・ロマエ」といえば、実写化が成功した代表例でしょう。
主役の阿部寛さんは演技が素晴らしく、他のキャストも名演技。
ストーリーやラストは原作と違うものの、映画らしく編集されていてギャグシーンも面白いです。
成功例というか、個人的には「映画が原作を超えたのでは?」とすら思っています。