11月22日に公開された『アナ雪2』。
なぜエルサだけが魔法を使えるのか。そして彼女の正体は何なのか。『アナ雪』にまつわる謎が解消されたストーリーでしたね。
正直に言うと「続編を作るために、エルサの設定を無理やり増やした」という感じはしますが…
世界観やストーリーの魅力は、前作よりもパワーアップ。文句なしの良作です。
そこで今回は『アナ雪2』のエルサについて管理人が考察してみました。
- エルサの正体とは?
- なぜ歌声が聞こえたのか
- 真実を知ってしまったエルサの心情
エルサが終盤で〇〇をした時は、どんな気持ちだったのかな。本心では、今の自分をどう思っているのかな。
エルサにまつわる考察をまとめました。エルサ好きな人は読んでみてね!
『アナ雪2』のあらすじ
❄️キャラクター紹介:#エルサ❄️
アレンデール王国の女王。
❝触れるもの全てを凍らせる力❞で誰かを傷つけることを恐れている。
物静かで愛情深く慎重に考えて行動するタイプ。
過酷な試練を乗り越えようとする勇気と諦めない心を持っている。#フローズン・アドベンチャー #アナと雪の女王2 pic.twitter.com/NKKJu0NWst— 【公式】アナと雪の女王:フローズン・アドベンチャー (@FrozenAdvGameJP) November 18, 2019
エルサについて考察する前に、『アナ雪2』のあらすじをサクッと紹介します。まだ見ていない人は、読んでみてくださいね。
エルサだけに聞こえる歌声
エルサとアナの2人は、平和になったアレンデール王国を治めていました。
姉妹仲良く、幸せな日々を過ごしていましたが…
ある日、エルサだけに“歌声”が聞こえるようになります。
他の人には聞こえない、不思議な歌声。エルサはこの歌声を聞いて「私を呼んでいる」と気づきます。
アレンデールに再び危機
みんなが寝静まった頃。
エルサは歌声を聞いて城の外に行き、答えように魔法を使いました。
すると宙に謎の結晶が出現し、天変地異が起こります。
風・水・火・大地の四精霊たちが、なぜか容赦なく暴れ出したのです。
怯えるアレンデール国民たち。
崖に避難すると、そこにトロールの長老(クリストフの家族)が現れました。
トロールの長老によると、天変地異の原因は精霊。精霊が怒っているのは、過去の間違いが原因らしいです。
アレンデールを危機から救うため、エルサ・アナ・オラフ・クリストフ・スヴェンは旅に出ました。
エルサの正体とは?『アナ雪2』で発覚した真実
エルサの正体
『アナ雪2』ではエルサの正体が発覚しましたね。
エルサの正体は、まさかの精霊。
風・水・火・大地の四精霊のほかに存在する。第5の精霊だったのです。
ちなみに「エルサ=精霊」というのは、冒頭から伏線がありました。その一例がこちら↓
- 冒頭シーンで精霊の歌声を聞いた時「あなたは私に似た誰かなの?」と聞いていた。
- 歌声はエルサにしか聞こえない。
- 第5の結晶が出現したとき、氷のマークだった
アナ雪2のキャッチコピーは「なぜエルサに力は与えられたのか」だったので、精霊がエルサに力を貸したのだと思っていましたが…
そうではなく、エルサが精霊そのものだったワケですね。
まさに雪の女王。
タイトル的にもぴったりです。
ちなみにアナは終盤で「エルサがそうだったのね!」と言っていますが、この事実をすんなり受け入れるのがスゴイ(笑)
正体発覚までの伏線がすばらしい
『アナ雪2』の本編には、エルサ=第5の精霊と思わせる伏線がいくつもありましたね。
伏線の中でも特にすばらしいのが、アートハラン(記憶が映し出される場所)でのシーン。
以下の場面なのですが、ここは最高でした!
アートハランに到着したエルサは、内部へと入っていきます。
奥まで進んで行くと、床に四精霊(水・火・風・大地)の紋章が浮かび上がり…
その中央に、5番目の精霊の紋章が出現します。
5つの紋章が組み合わさると、それは氷の結晶の形をしていました。
演出がね、本当に美しいんですよ。やはりディズニー様の映像美はすばらしい。
ちなみに、このシーンを見て「第5の精霊は氷属性?ってことは、エルサと関係が深いのかな?」と気づきましたが…
エルサ=精霊はわかりませんでした。
歌声の正体は?なぜ他人に聞こえないの?
『アナ雪2』では、エルサだけに謎の歌声が聞こえます。
歌声の正体は、第5の精霊。
そして前述したとおり、エルサの正体=第5の精霊です。
歌声がエルサにだけ聞こえた理由は、恐らく彼女自身が精霊だったからでしょう。
ちなみに『アナ雪2』では、エルサの母親の正体も明かされます。母親については下の記事で考察したので、良かったら読んでみてくださいね。
考察①エルサは美的センスが良い
『アナ雪2』でエルサは、いろいろな衣装を着ています。
パンフレットによると、彼女の来ている服のほとんどは魔法で作ったものらしいです。つまり、自分で生み出したワケですね。
つまり、エルサは美的センスが素晴らしいのです。
考察②現実的で責任感のある性格
『アナ雪2』のストーリーを見て気になったのが、エルサの性格や考え方でした。
責任感が強いというか…自分が持つ魔法の力や女王という立場を理解し、ふさわしい行動を取っているように感じます。
元々の性格なのか、力を持って生まれた故なのか。アナと比較すると、エルサは現実的で自分に厳しいイメージがあります。
考察③ディズニーの心理描写について
アナを自分から遠ざけるシーンについて
アナ雪2の終盤で、エルサは「アートハランへの道のりが危険だ」と知ります。
そしてアナ・オラフを自分から遠ざけ、1人でアートハランに向かってしまいました。
そして1人になったエルサは”ダークシー”と呼ばれる海に到着。
海を渡るとき、荒波に飲み込まれたり”水の精霊”に襲われたりしましたが、無事にアートハランに到着しました。
心理描写が
正直に言うと、上記のシーンは見ていて辛かったです。
エルサは全部ひとりで背負いこんで、両親が死んだ理由も自分のせいにして、ひとりで立ち向かって…
トラウマや自責の念が大量発生している印象でした。
しかもこのシーン、心理描写がすばらしいんですよ。よくここまでリアルに描けるなと感心しました。
ただ、そのせいで精神的にダメージを受けましたが(笑)