映画『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』(以下、ファンタビ)では、ラストシーンでジェイコブの記憶が消されてしまいます。
魔法界では「マグルに魔法使いの存在を知られてはいけない」という法律があるので、仕方が無いことですが・・・
ラストシーンを見ると、ジェイコブは全ての記憶を忘れたワケではないとわかりますね。でも、結局のところ「どこまで思い出した」のでしょうか?
今回は、ジェイコブの記憶についてまとめてみました。
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ジェイコブの基本設定
#ファンタビジェイコブ
ジェイコブの夢はパン屋なることだが、缶詰工場で働いている、しがない”ノー・マジ(普通の人間)”。ニュートと偶然トランクが入れ替わり、すべてが変わる。 #ファンタビ pic.twitter.com/kQFJMeuY1s— 『ファンタスティック・ビースト』公式 (@fantabi_jp) 2016年11月11日
ジェイコブ・コワルスキーは、『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』の登場人物で、アメリカで暮らすノー・マジ(魔法が使えない一般人)。
今までは缶詰め工場で働いていたのですが、パン屋をオープンしたいと夢見て、銀行に融資を受けに行きます。その際に、隣に座っていたニュートと出会いました。
ちなみに、登場キャラの中でも人気がある愛されキャラ。
ファンタビのラストシーンの内容
次に、『ファンタビ』のラストシーンの内容をおさらいしてみましょう!(最後のシーンまで覚えている人は、次の章まで読み飛ばしてもOKです)
①オブスキュラスによる破壊
ニューヨークの街中は、オブスキュラス(クリーデンスが発生させた黒い影)により壊滅状態。
ニュートやティナが苦戦していたところ、遅れて到着した魔法界の役人によって、オブスキュラスは鎮圧されます。
②雨で人々の記憶を消す
魔法界の法律では、一般人に魔法の存在を知らせるのはタブーです。
そのため、ニュートは魔法生物を使い、忘却作用がある雨をニューヨーク全体に降らせました。
この雨によって、今回の事件に関わった一般人たちは、最後にまとめて記憶を失います。
③ジェイコブとの別れのシーン
今まで、ニュートに協力してくれたジェイコブさん。
彼も普通の人間なので、記憶を消さなければなりません。ニュート・ティナ・クイニーの3人は、ジェイコブとの別れを惜しみますが・・・
ジェイコブは「いいんだ。夢から覚めるだけ」と言って、自ら雨の中へと進んでいきます。
目を閉じ、雨にぬれるジェイコブ。
別れ際に、クイニーはジェイコブにキスをし・・・
そのまま、3人の魔法使いは姿を消していまいました。
ジェイコブは最後に記憶を忘れてない?
記憶は消えていた
一部では「ジェイコブは記憶忘れてない!実は覚えてるよ!」というコメントを見かけますが、ストーリー的には「ジェイコブは記憶を消された」と考えるのが妥当でしょう。
ジェイコブが雨(忘却作用つき)に触れたとき、彼は「あれ?何でこんな所にいるんだ?」という顔をしていました。
という事は、雨に触れた後、彼の記憶は消えていたと考えられます。
消えたのは一部の記憶のみ
とはいえ、ジェイコブは全ての記憶を失ったワケではありません。それは、以下のシーンから読み取ることができます。
①パンの形
パン屋をオープンしたジェイコブは、魔法生物のようなパンを販売していました。それを見たお客さんは「このアイディアはどこから?」と問いかけますが、ジェイコブは「さあ、どこだろう。沸いてくるんだ」と答えています。
記憶はなくても、無意識の部分で覚えていたのかもしれませんね。
②最後の微笑み
パン屋でクイニーと再開したとき、ジェイコブは魔法生物にかまれた傷跡をさすりながら微笑んでいます。
全ての記憶を失ったのではなく、あくまで一部の記憶が消えただけなのでしょう。
ジェイコブが魔法動物の形のパンを作ることができたのは、魔法動物に関する記憶が嫌な思い出ではなかったから、記憶の隅に残っていたから
— にぼし (@nibosh8) 2018年9月29日
さっき話してたけどジェイコブ毎回記憶リセットだったらかわいそうすぎるw#ファンタビ
— なうこ (@happyho1iday) 2018年10月2日
記憶が消えてしまったジェイコブを忘れられず、日に日に元気がなくなってくクイニーを見てられなくなったティナがニュートに相談して、魔法がバレなきゃ全然問題ないんじゃない?って話になっての、ジェイコブのパン屋さんでの2度目の一目惚れだったのかなって妄想して泣いてる
— ピチ子 (@comomoda1) 2018年9月27日
店で売っているパンが今回の冒険で出会った魔法動物の形をしている事からコワルスキーが記憶を全く失っている訳ではなく記憶を意識的には思い出せない状態である事がうかがえます。
夢を見て、その中身を思い出せないような状態ですね。
おそらく従業員募集の張り紙に応募してきたクイニーをみたコワルスキーは夢の中で出会った美女を目の前にしている気分だったのではないでしょうか。
引用元:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q11167563026
続編で判明!記憶を忘れてない理由
『ファンタスティックビーストー黒い魔法使いの誕生ー』では、ジェイコブも再登場し、魔法に関する記憶を取り戻しています。
なぜ、ジェイコブはニュートのことを覚えていたのでしょうか?
※以下、『ファンタビ2』の冒頭シーンを少しだけネタバレしています。
ジェイコブが忘れてない理由
ジェイコブが記憶を忘れていない理由については、『ファンタビ2』の冒頭シーンで説明されています。
そもそも、サンダーバードが降らせた雨は嫌な記憶を消すためのもの。
でも、ジェイコブにとって、魔法に関する記憶は嫌な物ではありません。だから、記憶が消えずに残っていたそうです。
いくつか、失った記憶もありましたが・・・それは、クイニーとの再開によって補完されたとの事です。
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まとめ
ラスト(最後)の別れのシーンで、ジェイコブの記憶は消えてしまいます。
ただし、雨の効果は「嫌な記憶を消す」というものだったので、完全には忘れず、ちゃんと覚えていたようです。
そのため、ジェイコブは無意識で魔法生物型のパンを作ったり、クイニーとの再開時に笑顔を浮かべたりしていたのでしょう。また、失った記憶はクイニーによって取り戻されています。
それでは、ここまで読んでいただきありがとうございました(^^♪
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