
ブログを運営していると、時々、モチベーションが下がる出来事に遭遇します。その一つが、アンチによる攻撃的な批判コメントです。
このような批判コメントを受け取ると、中には「批判されるのが怖いから、コメント欄そのものを削除したい・・・」と感じる人もいるでしょう。とはいえ、コメント欄にはSEO効果もあるので、本当に削除していいのか迷いますよね。
こんな時は、どうするべきなのでしょうか?今回は、個人的な意見についてまとめました。
コメント欄のメリットとデメリットを比較
コメント欄を削除する前に、一度、メリットとデメリットを比較してみましょう。ここでは、簡単にざっくりまとめてみました。
メリット
- コメントを貰えると嬉しい
- 「この場合はどうなる?」「詳細が知りたい」などの指摘があれば、自分のブログに足りないポイントがわかる(=今後の記事作成に役立つ)
- 会話により、常連さんになってくれる可能性も
- コメントがつくと、検索エンジンからの価値がアップするなど
記事にたくさんコメントしてもらえると、SEO対策にもなります。ただし、スパムコメントなど健全でないものには効果がないようなので、スパムはきっちり削除してくださいね!
▽【参考】グーグルスタッフのインタビュー記事
質問者(Jennifer Slegg):
(…)当社の関わったコンテンツでは、コメントがつくと検索ランキングやサイトオーソリティに好影響があるようですが。ゲイリー・アイリーズ:
そうですね。一般的には、健全で活発なコミュニティ(※=コメントが活発にやり取りされるページ)がサイトに存在していると、(検索ランキングやオーソリティの改善に)たいへん効果があります。
引用元:https://seopack.jp/seoblog/20160428-comments-works/
Googleのゲイリー・アイリーズ氏は、インタビューの際に「健全」という言葉を強調していたので、自然なコメントが望ましいということなのでしょう。
恐らくスパムはNGなので、下のプラグインを使って、自動的に削除されるように設定しておくと便利です↓
➡ワードプレスでAkismetとJetpackを連携する設定方法は?使い方を解説
SEO効果以外にも、コメント欄があれば読者の意見を取り入れたり、ブログの不足情報を追加してもらえたりするというメリットがあるので、基本的には設置しておくのがオススメです。
デメリット
ただし、ブロガーの中にはコメント欄を設置していない人もいます。というのも、次のようなデメリットがあるためです。
- コメント欄の設置により、ブログ管理者の仕事が増える
- 人によっては、返信が面倒に感じる
- 批判コメントがくると悲しくなる
個人的には、3つ目が一番のデメリットだと思います。これ、本当にしんどいです(;^ω^)
私の体験談ですが、映画の感想を書いたときに、強烈な批判コメントを受け取ったことがありました。
「〇〇に決まってるだろ!この▲▲(←暴言)が!」みたいなキツーイご意見を頂いたのですが・・・この手の人と関わるのって、ネット上でもリアルでも疲れます。
読者から「私は〇〇だと思いますが、どうですか?」みたいな、逆の意見がくるのは大歓迎ですけどね。反応を貰えると嬉しくなります。
問題は、過激派のコメントですよ・・・!
ちなみに、人によっては過激派の批判コメントのせいで、ブログを閉鎖してしまうこともあるのだとか。せっかく作ったのに、もったいないですね(;´・ω・)
※特定の相手やキーワードをブロックしたい時には、『ブラックリスト機能』などを使うと便利です。
➡ ブログのうざい批判コメントへの対応は?相手がしつこい時の対処法
ブログへの批判が怖い!そんなときは?
コメント欄の設置にはSEO効果などのメリットがありますが、やはり批判コメントがくると辛くなるものです。私の話ですが、一時期は「コメントを見るのが怖い」とすら感じていました。
「なぜ、こんな事を言われなければならないのだろう」
「休憩時間を削って記事を書いたのに、その記事を悪く言われてツライ」
これが何度も続くと、モチベーションが下がり、次第に更新ペースが落ちていくこともあります。それに、何より楽しくありません。
そんな時は、コメント欄を削除するのもアリだと思います。
SEOで考えると、他のブログと比べて不利になりますが・・・コメント欄が無くたって、記事の更新さえしていれば、人気ブログは作れます。
そもそも、コメント欄のSEO効果なんて、良質なコンテンツや被リンクに比べれば少ないものです。
コメント欄で消耗して記事の更新が滞るくらいなら、コメント欄を削除して、魅力的なコンテンツ作りに力を入れた方が良いのではないでしょうか?
大手のブログを見比べるとわかりますが、全ての運営者がコメント欄を設置しているワケではありません。
コメント欄によるマイナス効果が大きいのであれば、思い切って削除するのも手段の一つでしょう。
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